猫目、狸目、泣黒子

目元に目が無い

愚か痴れ者

気持ちの沈みが治らない

今回はなんだ 毎回原因があるわけでも無いが解決する様な良い出来事もない

何をどうしたらお前は満足するんだ

全てに腹が立つ時期だ

わかっている様な口で都合の良い毎日の話し相手がいる女

恋している自分に酔って俺にはそれが満たされない時だけ話しかけてくる女

道行く可愛い子 言葉を交わせない日々

そんなしがらみと離れた男の友人では、少し満たされない自分

何でこんな風に生まれたんだろう

毎度思う事だが、確実に損だ

損して生きている

理不尽極まりない

俺を育てた親じゃない

生まれ持った性根が邪魔だ

どうしたって多分俺は我が道を行けない

今の仕事もきっと、想像しているより上手く行く事はない

そこには向き不向きがあって、分かっててそこに立っているのだから

逃げたいなら逃げるしかないが、

逃げた先にも何もない

行き着く先がない

行きたい場所に行くには手段がない

その手段を勝ち取る努力もない

時間もない それに割くべき時間は既に通り過ぎた無為な日々だ

どうしようもない事がどうにかしたい事になると心は抉られるように痛い

その理不尽さが腹が立ってしょうがない

激情に駆られて前が見えない

そのままベランダから落ちて死ねば良い

昨日見た明晰夢が、身体ごと動いていれば

俺は空を飛びながら死ぬ事ができたのに