猫目、狸目、泣黒子

目元に目が無い

2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

浴室とラジオ

曲を作っていたから全然書かなかったけど、作らなくなるとやっぱりどこかで想いを落としたくなる。 どうでもいいライン通話、相手が眠った後にスピーカーで音楽を流すと、 ラジオ音源みたいなノイズ混じりで曲が聴こえた。 脱衣所だけ明かりがついていて、薄…

夜の方舟

空っぽの夜に、流し込む歌が 枕とシーツ 溢れた雫で濡らして、 飾った言葉は、塗り込んだ嘘で腐敗して行くのだろう。 貶されても 現在は捨てて輝く夢の朝を 天上で 見たいだけ 遊覧船に飛び乗る 馬鹿者 叢雲を泳ぐ人達の 純愛 船上9cm 輝く月光 眠らない世界…

信頼

どこまでも嘘が本当にならなくて、信頼できる人って人生で何人いるんだろうか。日々暮らしている中で、どうしたってどこかには騙さなくちゃいけない事や、隠さなくちゃいけない事があって、 お互いの腹の内を探りながら、両者の落とし所で上手く関係を築いて…

魔女の鏡

わかるりんぼんちゃんと申しまさ!よろしくでさ ほんまに?いや何をわろとんねんアホか ネット世界において、図ってか図らずか、いつの間にか自分とかけ離れた自分のキャラがそこに居る。 現実でもあり得るとすれば、本当に好きな異性と一緒になった時や、 …